高田造園スタッフの大平です。
栃木県那須町の廃校を活用した施設、「那須まちづくり広場」さま主催にて全3回を予定している有機土木連続講座、第2回のご報告です。
後援:(一社)有機土木協会
第1回のご報告はこちらから!施工の経緯と那須まちづくり広場さまのご紹介も記載しております↓
https://www.organiccivilengineering.org/contents_125.html
参加者は住民さま、ご近所の方から遠くは三重からと、総勢25名ほどの皆さまにお集まりいただき、にぎやかな作業となりました。

前回に引き続き、アスファルト道路まわりの通気浸透改善を行いました。
老若男女の前回参加者がスムーズに作業に入られる様子を見て、有機土木はやはり民衆の土木、誰でも実践できる土木であることを改めて実感しました。矛盾のない動作に、体が自然と動くというのもあるかもしれません。
アスファルト際の通気浸透処理やマウンド(植樹をする盛り土地)作成…高田親方の実演を熱心に見入ったあと、積極的に早速実践される皆さまの様子が印象的でした。WSが終了しても残って、石の据え方を再検討したり、ぐりぐり(通気浸透孔造成)を一心不乱にされる様子に、有機土木を楽しんでいただけたのかなと嬉しく思いました。

2日目はWSというよりはしっかり施工日、にも関わらず10名ほどの皆さまがボランティア参加してくださり、お陰様で目標の施工範囲を完了させることができました!有機土木に携わってくださる方が、こうして各地に増えてくださることが心強く感じます。

第3回は年内開催、これまでの施工のメンテナンスや草刈り方法の共有を予定しております。また皆さまとお会いできることを楽しみにしております。
最後になりましたが、WSをご主催いただいた那須まちづくり株式会社さまに心より御礼申し上げます。