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【イベント報告】11月25日開催 生きものとしての土木研究会学習会第8回『鴨川市のメガソーラーの現状と今後の展望、今起こっていること』

2025/12/02
【イベント報告】11月25日開催 生きものとしての土木研究会学習会第8回『鴨川市のメガソーラーの現状と今後の展望、今起こっていること』

皆様こんにちは。地球守・有機土木協会事務局の田中です。

月例第8回有機土木オンライン学習会の報告をさせていただきます。


今回は、日本最大規模の山地破壊型のメガソーラーとして世間の耳目を集めている千葉県鴨川市のメガソーラー開発をテーマに行われました。


本編のアーカイブ

本学習会のアーカイブ動画はyoutubeで無料公開しております。


レポート

今回の学習会には350名を超えるお申込み、リアルタイムで200名を超える方々にご参加をいただき、鴨川メガソーラー、そしてメガソーラー開発への皆様の関心の高さを感じずにはいられませんでした。


鴨川メガソーラー開発の問題は、今年9月のSNSでの投稿をきっかけに世の中で大きく取り上げられるようになり、黙認だった行政もついに動き出しました。その動きをつくっただけでなく、本開発について長年にわたり真正面から向き合ってこられたのが、今回のゲストスピーカーである『鴨川の山と川と海を守る会』の勝又國江代表と川口訓平事務局長です。


お二人から鴨川メガソーラー開発の経緯や現状、こみ上げる想いをお話しいただきました。

毅然とした態度と筋の通ったお話、必ず止めるという決意をお聞きし、長年この問題に真正面から取り組まれてきたお二人と関係者の方々に深く尊敬の念を抱くとともに、感謝の念がこみ上げました。


そして、同じく鴨川メガソーラーの問題に長年取り組まれているアルピニストの野口健さんからもとても心強いビデオメッセージをいただきました。


本協会代表理事の高田からも他のメガソーラー開発で発生した事象を明示しながら、様々な視点で鴨川メガソーラー開発の問題点を洗い出しています。


自然を蔑ろにし、地域住民の方々の安全まで脅かす開発により、故郷の山河が壊されることがいかに恐ろしいことでしょうか。

自然の声に耳を傾けず、地域住民の声にも耳を傾けず、強硬的に計画を進めていくことがいかに無謀で取り返しのつかない事態を引き起こすか。背筋が凍る思いです。


「とにかく止める」


勝又さんや野口さんは、鴨川メガソーラーの問題について、たくさんの方々が関心を寄せていただくようになったこと、声が多く上がるようになったことが、現在の動きに繋がっている、とお話しされていました。

この問題の先頭に立って取り組まれてきた方々からそのバトンを繋ぎ、よりたくさんの方々と共に関心の輪を広げていくことが必要だと思います。


この学習会が鴨川メガソーラーだけでなく、全国のメガソーラー開発に関心を寄せる一つのきっかけとなっていただけたなら幸いです。


改めてのご案内ですが、

本学習会のアーカイブ動画はyoutubeにて無料にて公開しております。

ぜひご覧いただき、お知り合いの方々にもご紹介ください。


文責 田中嵩大 


いつも温かいご支援をありがとうございます来月もテーマを決めて、オンライン学習会をお届けしたいと思います。
また新たな学びの時間をご一緒できればと思っております。
どうぞ楽しみにお待ちください。

 なお、有機土木協会にご入会いただきますと、オンライン学習会へのご参加は毎回無料となり、現場見学会や会員限定の情報提供など、さらに幅広い学びの機会をご利用いただけます。
ご関心をお持ちの方は、ぜひこの機会にご入会をご検討いただけましたら幸いです。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


入会のご案内はこちら


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