第13回生きものとしての土木研究会オンライン学習会は、5月27日(水)に開催いたします。
4月7日の第11回、4月27日の第12回につづく「等々力渓谷」シリーズの最終回、『等々力渓谷(東京都指定名勝)での改善施工 徹底解説 vol.3』をお届けします。
このシリーズでは、1回目2回目ともそれぞれ200名近くのお申込みを頂き、その関心の高さと皆様の熱量を感じております。

今回、Vol.3のテーマは『倒木の原因と対処方法』です。
まず最初に、前回のテーマ『斜面法尻・沼地の滞水を解消する具体的施工方法』の事例、湧水の集中する工区(エリア5:初年度の等々力渓谷改善事業工区の中で最大規模の施工箇所)について、改善計画図面と施工写真をもとに詳しく説明いたします。
その後、『倒木の原因と対処方法』について、考えていきたいと思います。
代表・高田のメッセージ-----
そもそも等々力渓谷樹林地健全化事業は、令和5年6月に発生した倒木事故への対策として始まりました。
昨今、公園などの公共緑地における倒木事故のたびに大きく問題視され、その都度、各地の公園で危険木診断と対策がなされます。
通常は個別の危険木伐採で対策は終了となりますが、倒木の多発の理由が置かれた環境の問題に起因するとしたら、その時の診断における危険木伐採のみの対策ではその後の安全が得られないだけでなく、伐採に伴う環境変化が周囲の木々に影響し、さらなる危険木を生み出してしまうこともよく見られます。
今回、倒木事故をきっかけに私が土中環境の視点で調査を実施し、関係所管に報告・提案いたしました砧公園(東京都管轄 都立公園)の事例と、等々力渓谷のケース、世田谷区と東京都の対応の違いなどを含めて、人と街、そして木々との向き合い方など、みんなで考える機会になればと思います。
多くの方にとって身近な緑である公共緑地、各地域で共通する倒木や伐採など、その対応について参考になることがあれば幸いです。
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お申込みの際には、ぜひ疑問点やご要望をお寄せください。高田が時間の限りお応えいたします。
今回も多くの皆様のご参加をお待ちしております。