高田造園で勉強させていただいております大澤です。
埼玉県さいたま市の武蔵一宮氷川神社の参道にて、杜の環境再生が行われました。
昨年の二の鳥居からスタートした改善施工に引き続き、今回は三の鳥居付近での施工になります。

今回の施工範囲です。カチコチになり水が浸み込まなくなった地面を、水が浸透し潤う環境へと改善していきます。


まずは、参道脇を掘り返し、石畳の縁石を外し、雨池の施工に入ります。


底に焼き杭を打ち込み、石を据え、隙間に落葉・藁を詰めていきます。


雨池のビフォアとアフター。

続いて、石畳上の植樹マウンドと溝堀です。
手ぐわを使い、地面と対話しながら、掘り進めていきます。

浸透を促すよう、焼き杭を打ち込み、竹炭・籾殻燻炭による竪穴をつくりながら、石を据えていきます。


全体のバランスを見ながら植樹し、この日は十数か所ほどの植樹帯とそれらをつなぐ水脈の溝堀ができました。


植樹後の様子。

この日も無事に施工が完了しました。
施工中は砂埃が舞う現場でしたが、最後に水やりをし、西日が差し込む中で現場を振り返ると、瑞々しく、美しい景色に変わっていました。
この日も参拝帰りの方から温かい言葉をかけていただき、1日でここまで変わるという感動と、古代から受け継がれてきた大切なこの杜を未来に繋いでいきたいという思いが湧いてきます。
次回以降も施工が続いていきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!