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【10月30日、31日開催!】ふたつの教会がつなぐ、土への祈り ~祈りの場所の土地を育てるための環境改善ワークショップ~

【10月30日、31日開催!】ふたつの教会がつなぐ、土への祈り ~祈りの場所の土地を育てるための環境改善ワークショップ~

静かな森に包まれた「池の平クリスチャン村・妙高高原教会」は、1963年に妙高山の麓に創設されました。
以来60年以上もの間、この自然の恵み豊かな環境の中で、村の人たちの営みが続いてきました。
2022年2月の豪雪で倒壊した教会堂は、「再びここに心の拠り所となる教会を」との思いで寄付を募り、今春から教会の再建が始まったのです。
そしていよいよ2025年11月に献堂式が行われます。
この献堂式に先立ち、この地に生きて土地を守り育ててきた人々と共に、豊かな大地を育むために必要なケアの方法と観察の視点について学び、体感する機会を設けたいとの関係者の思いから、このワークショップ開催に至りました。


素晴らしい土地に暮らし、年月を刻みつつ、その土地をさらに豊かに美しい風土へと育み、未来に手渡してゆくという、
先人たちが当たり前にこなしてきた人の営みと姿勢を取り戻すことが今、必要なことかもしれません。

そんな、現代人の忘れ物を、この神々しいほどの素晴らしい妙高山の麓で、みんなで拾い集める機会になればと思います。

妙高高原教会の再建計画は、「教会堂を再建する意味」と「次世代に向けて何をなすべきか」を見つめ直すことから始まりました。

17の提案が寄せられる中で「ひらかれた教会」という新しい方向性が生まれました。
宗派や信仰の枠を越え、地域の人も旅人も、誰もが集い、祈り、静かな時間を過ごせる場。
自然と共に呼吸し、時とともに命が吹き込まれるような、そんな教会をめざしています。

今回のワークショップは、代表・高田が昨年よりご縁をいただいてきた「赤倉山荘(カトリック妙高教会)」と、再生の歩みを進める「池の平クリスチャン村の教会」、二つの祈りの場を舞台に行われます。

「いのちを育むこと」と「いのちを還すこと」。その循環を、土にふれながら体験してみませんか。

村長・佐藤のぞみさんからのメッセージ


「新しい教会は、礼拝を守りながら、地域に開かれた場、皆の癒しの場として機能すること、そして周囲の自然と調和し共生を続けることを目指しています。これはクリスチャン村全体の願いです。

昨年11月の『土中環境を学ぶフィールドスタディ』では、高田さんとクリスチャン村を巡り、多くの重要なを学びをいただきました。
羽ヶ崎さんの指導のもと、教会堂の基礎下に燻炭や枯葉を撒くワークショップを、施工に携わる方々と協働して行いました。

豪雪地帯に立つ木造の教会堂の周囲環境をより良く保全するための今回のワークショップは、妙高高原教会、そしてクリスチャン村にとって、願ってもない機会です。」


ふたつの教会とともに歩む2日間。

祈りに耳を澄ませ、土地と共に生きる新しい関わりのかたちを見つけにいきましょう。

祈りと土地を未来へとつなぐ時間を、ぜひご一緒ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。



定員は20名になります。
確認事項が多いので、詳細をご確認の上お申し込みをお願い申し上げます。
予約確定のご連絡は10月21日を目処に差し上げます。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。



 

イベント詳細



【開催日時】
2025年10月30日(木)〜31日(金)
二日間で別々の作業となります。1日だけの参加も歓迎です

【開催場所】
30日:カトリック妙高教会 赤倉山荘 https://www.catholic-niigata.net/myoko
31日:池の平クリスチャン村・妙高高原協会 https://ica-pray.org/ica-pray.org/

【申込締切】
10月20日(日)参加者多数の場合は、事務局で抽選の上参加の可否をご連絡いたします。

【イベントスケジュール (仮)  
30日(木)12:30〜16:00   
カトリック妙高教会 赤倉山荘にて  「いのちを育む」
環境観察とコンポストづくりワークショップ

赤倉山荘のお庭の一角に設置。日々の暮らしから出る有機物がすみやかに土へと還り、やがて新たな命を育む。その“循環のはじまり”を、手を動かしながら体感します。
           

31日(金)9:30〜16:00 
池の平クリスチャン村にて  「いのちを還す」

雨水浸透・土中環境改善WS建築に伴う土中環境のケアの仕方を体で学ぼう
雨水の浸透や土中環境を整える改善作業を、その土地にある有機物もうまく活かしながら行います。建築だけでなく「土地そのもの」を整えることで、祈りの場はより健やかに育ち、人と自然がともに息づく空間へと近づいていきます。改善ポイントの視点共有や現場の見立てを通して、「土地を読む力」を育み、手をかけて向き合ううちに深まっていく愛着を感じていただける時間となるでしょう。    

30日(木)お話会と懇親会を開催します。
高田宏臣 × 小倉沙央里さん× 羽ヶ崎章さんによる対談
「土と環境」「人と暮らし」「建築と祈り」―それぞれの視点から現代の土地との向き合い方を探求してきた3人が、一つのテーブルを囲んで語り合います。


夕食は、参加者さん含めて山荘のキッチンに立ち一緒に準備します。つくる、食べる、語らう、をともにする時間を味わいましょう。

時間 18:0020:00 
参加費 5000円(持ち込み、差し入れ歓迎です)※ワークショップ参加費とは別途です。

《スピーカー紹介》

◇羽ヶ崎 章(アトリエニコ 一級建築士事務所 代表)

新潟市で設計事務所とカフェを営み、「暮らしと環境が調和する空間」を大切にした建築を手がけています。仙台での松林再生プロジェクトが転機となり、建築のあり方を根本から見つめ直しました。

今回の再建では「すべての人が尊厳と自由を持って生きる権利がある」という理念を軸に、キリスト教の教えと環境再生の視点を重ね、「祈りと平和の場」として誰にでもひらかれた教会の姿をデザインしています。

 

◇小倉 沙央里(おぐら さおり/環境研究者・博士課程/ブリティッシュコロンビア大学、米マサチューセッツ大学アマースト校で研究員、東北大学で客員助教)

201112年にインド・東ヒマラヤのレプチャ族の村で暮らした経験をきっかけに、自然と共生する伝統知を世界各地の先住民や地域の人々から学んできました。研究の学びを次世代へつなぐ活動や、アートを通じた対話の場づくりにも取り組んでいます。

2023年には「Growing Millet Together!」を立ち上げ、在来作物の種と知恵を未来へとつなぐ活動を展開しています。



【参加費】

◉有機土木正会員
30
日のみ 4000円、31日のみ 6000円、両日参加 9000

◉有機土木賛助会員
30
日のみ 5000円、31日のみ 8000円、両日参加 12000

◉一般の方
30
日のみ 6000円、31日のみ 9000円、両日参加 14000

◉クリスチャン村の方(ICA会員でなくても今後ともに作業に参加される方)
30
日のみ 3000円、31日のみ 3000円、両日参加 5000

◉クリスチャン村の方(ICA会員でなくても今後ともに作業に参加される方)
見学参加 ドネーション制にてお願い申し上げます。

◉高校生以下無料

 

31日の昼食は各自ご用意ください。

 ご予約確定後に、ご入金のご案内を差し上げます。



【集合時間・場所】
両日ともに現地集合でお願いします。
お車でお越しの方は、ビジターセンターの駐車場へ車を停めて現地までは歩いてお越しください。

駐車場:池の平ビジターセンター 
https://myokovc.com/

【服装(必須)】
作業着(長袖、長ズボン)、長靴、地下足袋、雨具(上下)、作業用手袋

【必須の持ち物】
水分補給の水筒、タオル、着替えなど

【必須の道具】
腰道具(剪定鋏、腰のこ、移植ゴテ)

※持参を推奨する道具
剣すこ、唐クワ(農業用に比べて幅の細いクワ)、なた、手ハンマー、しの、片手クワ、草刈り鎌

【昼食】
昼食は各自ご用意ください。

【宿泊】
宿泊は各自ご手配をお願い致します。
※ご希望の方は、教会での宿泊が可能です。食事の準備や清掃は協働をお願いしております。
宿泊費 5000円(中学生以下無料) +食事代1000円(31日の朝・昼)

【定員】
20名 
申込多数の場合は、参加人数を調整の上、参加の可否につきましては、10月21日を目途にメールにてご連絡差し上げます。

【キャンセルポリシー】
・3日前 50%
・前日 100%
・当日 100%

・参加費は施工費に充てさせていただきます。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております!